青春だなぁ・・・

皆さん、こんにちは。
気が付けば11月。
私が青森に来たのが1月ですので、もう一年近くになることにびっくり!
時の流れは早いものですね・・・。

さて先日、11月1日。
高校ラガーマンにとっては夢の舞台、花園出場をかけた試合。
高校ラグビー青森県大会の決勝が行われました。
過去4年連続花園に出場している青森北高校か!
11年ぶりの花園出場を狙う三本木農業高校か!!

私は三本木農業高校のベンチリポートを担当させてもらいました。
三本木農業高校はというと、
今年の初の東日本高校選抜に青森唯一選ばれている、成田慎一郎キャプテンを筆頭に
準決勝ではキックの成功率100%を誇る佐東あすか選手など実力のある選手が揃っているチームでした。
(佐東選手のお母様にも話を聞いたのですが、佐東選手がキックをする時は怖くて見ていられないと言っていました。それはそうですよね・・・(笑))

選手に話を聞くと、みんな共通で出てくる単語が「笑顔」「楽しむ」でした。
全国レベルの強豪と戦ってみて、勝負に勝つことも大事だけど「ラグビーを楽しむ」の大切さを感じたとのことでした。
また、選手全員が仲が良く、決勝当日、私が控室で見ていても、雰囲気がとても良いチームでした。

試合はというと、佐東選手のペナルティーゴールで先制するも、思うようにトライが奪えず、3-10で惨敗。
キャプテン成田選手も、後半にけがのため悔しくも途中交代。
(成田選手は、もともと左手の親指付けの骨と左膝を痛めていて、さらに試合中に右ひざを痛めてしまいました)

ノーサイド(試合終了)の笛が鳴り、整列。
グラウンドの外では成田選手は監督からアイシングするように言われていたのですが、
「僕は最後まで見届けたいです」と強く一言。
整列をグラウンドの外から見ている背番号15の背中をベンチから見ていて、なんだかこっちも涙が・・・。

高校生達の青春の1ページを見て、こちら側も胸が熱くなってしまいます。
高校ラグビーって本当に素晴らしいですね。

まだまだ勉強中の私ですが、ラグビーというスポーツは仲間の為に、己が犠牲にならなければいけないスポーツなんだと感じました。
先日のW杯の日本代表の活躍で注目を浴びているラグビーですが、
2019年には日本でラグビーW杯が、そして隣の岩手県で試合が行われます。
これからも注目していきましょう!

試合後の一枚です。
左から、青森北高校のベンチリポーターの佐藤アナウンサー
実況の河村アナウンサー、解説の長谷川先生、私です。
この時は涙も治まり、笑えるようになりました。IMG_1047

 

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