先月の台風10号で甚大な被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また昨年、茨城県で鬼怒川の堤防が決壊した大水害からきょうで1年。
改めて自然の恐ろしさ、水の怖さを感じています。
先月30日、台風10号が青森県を通過するため、私は弘前市のりんご公園から中継でお伝えしました。
りんご公園には、80品種、およそ1500本のリンゴの木が植えられています。
当日、作業の人たちが、成熟したリンゴの摘み取り作業などをして台風対策に備えていました。正午から、雨風ともに強くなり、一時は、大粒の雨が葉やリンゴにあたり、木は風で横に押され、とても心配でした。
過ぎ去った後の週末、中継地として園内をお借りしたお礼とともにリンゴの様子を伺いにりんご公園にお邪魔しました。
スタッフの皆さんによると幸い公園内では目立った被害はなかったそうです。
中継時は青かったリンゴが頬を赤く染めていました。
これから、県の主力品種『つがる』や『ふじ』の本格的な収穫期を迎えます。
リンゴだけでなく、青森県の米や野菜、果実など、実りの季節です。
自然災害が起きないことを祈るばかりです。