古くから馬産地として発展してきた南部地方。流鏑馬を始め様々な伝統が残されています。その1つが「八幡馬」です。
八幡馬は、南部地方に伝わる伝統工芸品。これを県内でただ一人、鉈の一刀彫で作り、名人と称されたのが八戸市の大久保直次郎さんでした。しかし、直次郎さんが3年前に死去。その悲しみを乗り越えて、いま娘の優子さんが技術継承へ動き出しています。優子さんは手のひらにのるサイズの「小さい八幡馬」の制作を続けると同時に、鉈彫りという伝統も守り抜く覚悟です。
2025.11.11
亡き父の遺志を継ぎ鉈で八幡馬を制作
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