月別アーカイブ: 2月 2020

冬眠映像祭Vol.1 かいふくのいずみ

何とも心惹かれるタイトル。
こちら、十和田市現代美術館で開催中の企画展の名前です。
現美は取材でもプライベートでも何度も訪れたことがありますが、
数年ぶりに行ってみたら常設展示も増えていて
とっても楽しかったでーーす!!

そして何だかものすごかったのが、この企画展。

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アニメーション作家のひらのりょうさん、ぬQさん、最後の手段さん(ビデオチーム)の
作品が展示・上映されています。
お名前は存じ上げておりましたが、作品を見るのはほぼ初めてです。

タイトルが素敵さとポスターの可愛さで、私の期待は高まるばかり(*゚∀゚)=3
チケットを握りしめ、いざ企画展示室の前へ!

このカーテンの向こう側に…

このカーテンの向こう側に…

 

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一歩足を踏み入れてみると、そこは不思議なワンダーランドのような世界が
広がっていました。

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不思議で可愛いオブジェと、あちこちで流れ続けるアニメーション。
ここは天国なのか現世なのか、何だか懐かしい前世のような気もするし
でも未来的な感じもする・・・何だろうこの感じ。
椅子があったので一人ぼーっと座っていると、時の流れを忘れるようでした。

しかしそのうち他のお客さんに「あの人まだいるよ」と思われているのでは、という
被害妄想にかられ、もうひとつの会場へ移動。
(誰もそんなこと思っていない)

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こちらは撮影禁止でしたので、入口だけ。

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お三方のアニメーション作品が連続で流れ続けています。
異様な光景でした。
暗闇の閉ざされた小部屋の中で、知らない人同士がひとつのフシギな作品を見つめる。
それが何を言わんとしているのか、ゆるりと考える。
何かに洗脳されているような雰囲気。
(言い方が悪かったらすみません、でもつい心を奪われて夢中になってしまう感じ。)
体内時計にはわりと自信があるのですが、どれくらい時間が経過しているのか見当がつかず???
一周して出てきてみたら、50分経っていました。笑
首も痛くなるわけです。イテテ
美術館を出た後も、何だかフワフワしていました。

アニメーション研究の第一人者、土居伸彰さんによると
「同年代のこの3組の作家たちは、わたしたちの生活に根ざした土着のモチーフや、
レトロさを感じさせる様々な意匠を用いながら、そのなかに、
現代的なスケール観を超えたなにものかを宿らせ、この日常的な知覚のなかに、
未来や妖怪(もしくはUFO)、幽霊や太古といった錯綜する時空間をねじ込み、
体験させ、転覆させ、しかし最終的に顔をほころばせ、身体を喜ばせるという、
共通の作風を持っています。」(十和田市現代美術館webサイトより)

これだ~~~!!!私の感じた不思議な感覚の正体!専門家さんってすごい!!
さらに、最後の手段さんのサイトを見てみると
「最後の手段は、人々の太古の記憶を呼び覚ますためのビデオチームです」

ウワーーーー!!それだァァ!太古の記憶、ストンと落ちました。

可愛いキーホルダー買いました♡

可愛いキーホルダー買いました♡

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この素敵な空間が生まれたのは、十和田という場所も関係しているそうです。
お好きな方にはたまらないと思います。
私もばっちりハマって、かいふくしましたよ。
何だかすごいこの感じ、伝わったでしょうか。
まだまだ全然魅力を載せきれていません。
自分の写真と言葉の限界を感じます。。。ぜひぜひ足を運んでみてください~!

4月5日(日)まで

4月5日(日)まで

全体として、「土着」と「宇宙」と「精神世界」をつなぎあわせた温泉のようなホッコリ感のある空間を生み出すことで、来場者のパワーを「回復する泉」――そこに十和田湖の存在が大きく影響しているのは間違いありません――となることを目指します。by土居さん

 

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光と雪の芸術

こんにちは。小野寺です!

2月上旬から一気に雪が降り
雪国らしい景色になりましたね。
私は北海道出身なので
雪には慣れているはずなのですが
今月すでに2回転びました…(>_<:)

さて、先日のわっち!!ニュースでは
道の駅いなかだて「弥生の里」で開催された「冬の田んぼアート」の様子を
中継でお伝えしました。

田んぼアート
このスノーアートを作ったのは、有志団体『It’s OK.』の皆さん。
登山用のコンパスで方向を決めて目印の棒を刺していき
歩幅を計算しながら、大きな模様を描いていくこと約6時間半・・・

田んぼ未完成
田んぼ完成
曲線と直線を組み合わせた幾何学模様が
スポットライトを浴びて幻想的に浮かび上がりました!!美しい!

そしてもう一カ所。
弘前公園で開催された『弘前城雪燈籠まつり』の様子も中継しました。
先月下旬は地面の土が見えている場所も多かった弘前公園でしたが

弘前城

弘前市がトラック100台分の雪を集めたり
市民が「春に桜が見られる恩返しをしたい」と
雪を運び続けたことで、無事にまつりを迎えられました。

雪灯籠

約120基の雪灯籠が織り成す幻想的な眺めや
大雪像をスクリーンに見立てたプロジェクションマッピングの迫力は
素晴らしく、寒さを忘れるくらい心温まるまつりでした。

鼻先を赤くしながら、さむいぃぃ…と肩を寄せ合いながら
寒さに負けずに冬を思いっきり楽しめるのが雪国の魅力だと
改めて感じました!

皆さん、お出かけの際は暖かい服装をして
風邪には十分お気を付けくださいね♪

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わっち!!もコラボ!?

こんにちは。小野寺です!

前回放送したWACHI PEDIA(わちぺでぃあ)では
カップヌードルでおなじみの「日清食品」が
いちご煮で有名な八戸市の水産加工会社「味の加久の屋」のCMを
パロディ化してインパクトのあるCMを作った理由について調査しました!

確かに2つのCMを見てみると
日清食品さんのCMは味の加久の屋さんのCMメロディーや歌詞にそっくり!!
ナレーションをしている女性の声も一緒かと思いました。(実際は違うそうです!)

なぜパロディ化したCMが作られたのか…

その真相は…
日清食品では、日清食品ホールディングスの契約選手である
プロテニスプレーヤー錦織圭選手、大坂なおみ選手、
プロバスケットボールプレーヤー八村塁選手とともに、
2020年も日本のスポーツを熱く盛り上げていきたいという想いから

地元民なら誰でも知っている地域限定CMをパロディ化させて、
全32本を全国同時にオンエアしたということでした。

全国各地の企業とのコラボCMはここからチェックできます!
https://sports.nissin.com/cmfes/

そして・・・
実はこの調査をする中で大変ありがたいことに
わっち!!も味の加久の屋さんとコラボしたCMを作らせてもらえることに
なりました。完成したCMはこちらからご覧ください♪

ツイッター:
https://twitter.com/atv_hensei/status/1223107258118103040

フェイスブック:
https://www.facebook.com/atv.6ch/videos/809464392876814/

インスタグラム:
https://www.instagram.com/p/B7-Q0chFM-t/?utm_source=ig_web_copy_link

日清食品青森営業所の皆様、味の加久の屋の皆様
CM制作をサポートして下さったサウンドクリエイトの皆様
ご協力いただきありがとうございました。

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