月別アーカイブ: 3月 2023

いつも青森テレビを「わっち!!」をご覧の皆さまへ

2023.3.31
いつも青森テレビを「わっち!!」をご覧頂いている皆さまへ

今日の「わっち!!」で
ご報告させていただきましたように
今日3月31日をもちまして「わっち!!」を卒業し
青森テレビを退職することとなりました。

今から4年前
学生時代から目指してきた
アナウンサーになりたい夢を諦めきれず
アナウンサーを夢見て全国各地のテレビ局を受験!
これで最後にしよう!と思い受験した
青森テレビに拾って頂き、今があります。

ただアナウンサー試験は簡単なものではなく
受験しては落ち、受験しては落ちの連続で
心が折れ夢を諦めかけていた頃だったので、
内定の電話がかかってきた時の喜びは
今でも忘れられません。

ずっと夢だったアナウンサーの仕事!
初めての青森県!
期待と不安が入り混じるそんな毎日でした。

ただ実際に仕事が始まると思うようにいかないこともあり、うまく出来ないのが
当たり前なのですが
自分の出来なさに落ち込み
「私この仕事向いてないのかな?」
壁にぶつかることも沢山ありました。

そんな時に頑張る原動力となったのが
「いっぱい食べるしんまいちゃんだいすきだよ」
「料理を無理に克服しなくていいんだよ!」
「走るの遅くて運動出来なくても大丈夫」
テレビの前の皆さんの励ましのお言葉でした。本当に有難う御座います。

青森テレビのアナウンサーとして
刻んできた3年8ヶ月
本当に素敵な経験を沢山させて頂きました。
(少しだけ思い出を振り返えらせて下さい)
入社して早々、右も左も分からない
超新人時代に台湾へロケに行ったり
IMG_5253_Original
IMG_5232_Original
香川県出身ということで「はなまるうどん」さんと
「わっち!!」のコラボ企画を担当させていただいたり!
(失敗していいからとにかく現場出て学んでこいと
背中を押して下さった当時の報道制作部長に感謝です。)
IMG_5930_Original
IMG_0348_Original
「わっち!!」の中でも沢山ロケに行かせて
いただきました!

とにかくたべて!
IMG_1254_Original
飲んで!
バタフライ006_Original
踊って!
IMG_5915_Original
漕いで!
beauty_1618883180682
育てて!
IMG_2931_Original
ティラノサウルスになって!
IMG_3026
じゃわめいで!
IMG_8279
旅して!
IMG_3043
どのロケも楽しすぎて思い出沢山です!
取材先の方が本当に優しく
迎え入れて下さる方ばかりで取材に行くたびにその場所がだいすきになりました!
CE8E8F27-BEFC-4DC3-AF08-D3B3B8FEBFBC
2021年の10月からは「THETIME,」の
列島中継を担当させて頂きました。
初回の中継では十和田湖に入って
IMG_3130_Original
県内の数々のソウルフードをご紹介し
IMG_3044

青森の魅力をその都度再発見し
こんな美味しいものがある青森県!
こんなすごいものがある青森県!に住めてよかったあ!
何度も誇らしく感じました。

2022年1月からは「わっち!!」のMCを担当!

先川さんの隣で「わっち!!」の進行を
務めることが私の青森テレビでの夢でした。
IMG_1554
先川さんは
MCを担当させて頂く前から
○○部のロケでご一緒させて頂くことが多く
悩み事があればご相談をして
日々、アドバイスを頂いていました。
(放送後に絶やすことなく楽屋を訪ねても嫌な顔せず話を聞いて下さりました)
勝手に恩師 兼 兄だと思っています。
先川さんのアドバイスなくしてはやってこられなかったです!

そして!放送を支えるATVファミリー
IMG_3045
IMG_3829
IMG_5187
IMG_9171
どれほど緊張で押し潰されそうな時も!
失敗した時も!
目の前にいるATVファミリーが笑顔で
「なんとかなる!大丈夫」と言ってくれて
その言葉と笑顔のおかげで緊張が吹っ飛んで
気づいたら自分自身が1番楽しんで放送が
あっという間に終わってました。
ATVファミリーの支えなくしては日々の放送を乗り越えられなかったと思います。

そしてATVアナウンサーズ
IMG_3046
毎日会社で顔は合わせますが
それぞれ担当する番組が異なるので
アナウンサー同士で一緒に仕事を
することは数としては少ないです。
だからこそこういう風にみんなで一緒に
宣材写真を撮影するなど集まった時は
本当に嬉しくて楽しくて
年次関係なくワチャワチャと他愛もない会話が
楽しめる最高な仲間です。
そういった環境を作って下さる先輩に感謝です。
IMG_3047
アポ無し中継!どんな状況であっても
必ずフリートークで繋ぐ偉大な先輩!
IMG_6300_Original

普段はムードメーカー!
ニュース読みのプロフェッショナルな先輩!

独自のワールドについつい惹き込まれてしまう
皆んなから愛されている先輩!

なんでも出来ちゃう頼れる同期!

フワフワした妖精のような
お姉さん兼 妹的存在 の後輩!

初めて出来た
かわいくてかっこいい年下の後輩!

それぞれが個々に頑張る姿を見て
「よし!私も頑張ろう!」
切磋琢磨してきました。

そして最後に母!
IMG_1955
なかなか照れ臭くて
いつも感謝を伝える事が
出来ないのですがこの場をお借りして!

私の夢を1番応援してくれていて
どんな時も味方でいてくれて、
青森に行くことが決まった時は
自分の仕事を辞めて青森について来てくれました。

母が青森に住んでいることを
人に伝えると毎回すごく驚かれます!
本当に感謝です。

挫けそうになることも
何度もありましたが
母なくしては乗り越えられませんでした。
いつもありがとう!

長くなってしまいました。ここまで読んで下さり有難う御座います。

最後に本当に青森県に来られて
青森テレビでアナウンサーの仕事が出来て幸せでした。
アナウンサーにしてくれてありがとうございます。
青森県がだいすきです。
また必ず遊びに来ます!
3年8ヶ月有難う御座いました。
2023.3.31      新名真愛

カテゴリー: あなログ | コメントは受け付けていません。

日本で再会

去年の年末に韓国に行った話を以前書きました。

その時あれこれと世話をしてくれた韓国人の友達が、
仕事で東京に来ると連絡がありました。
青森に来てもらうほどの時間の余裕がなかったので、
私が東京に行き、一緒に近場の温泉に行くことにしました。

バスタ新宿。初めて行きました。

バスタ新宿。初めて行きました

友達は上野のホテルに泊まっていたので
上野駅で待ち合わせ、
一緒に新宿に移動して高速バスに乗りました。

伊香保温泉。温泉街の真ん中に長い階段があって風情があります。

前の日は雨でしたがこの日は快晴

2時間半ほどで、群馬県の伊香保温泉に到着。
約440年前、日本で初めて温泉都市計画に基づいて整備された温泉街。
石段街が有名ですね。
石段の中腹にある
ホテルではなくまさに日本の旅館、という感じの宿を予約しました。

宿に荷物を置いて、石段のいちばん上にある
伊香保神社にお参り。

神社の裏手に源泉があります

神社の裏手に源泉があります

二礼二拍手一礼、を教えると
前の人を見ながら何度か練習していました。

石段を下りていくと足湯が。
足湯があるのは知っていたので
宿からタオルを持ってきていました。

私の足白いな~

私の足白いな~

伊香保温泉は今でも射的や輪投げができるのもいいですね。
友達は韓国で軍隊に行って射撃を習ったそうで
(先日BTSのJINさんの入隊が話題になっていましたね)
アヒルを4羽も落としていました。

4羽のアヒル

会社のテーブルに置いておいたら、小野寺アナが2つ持っていきました。お風呂に浮かべてるんでしょうか

宿に戻って温泉に入りましたが
温度もちょうどよく、とても体が温まるいい温泉でした。
さすが歴史ある名湯。
もちろん源泉かけ流しです。

そして夕食。

メインは上州牛のしゃぶしゃぶでしたが、すぐ食べてしまい取り忘れました

メインは上州牛のしゃぶしゃぶでしたが、すぐ食べてしまい撮り忘れました

友達は日本ではホテルしか泊まったことがないそうで、
こういう旅館の食事は初めてで大喜びしていました。

翌朝。

部屋の窓から見える景色

部屋の窓から見える景色

雲一つ無い青空とはまさにこんな空、というような晴天。
気持ちよく目覚めました。

朝食もおかずがたくさん

朝食もおかずがたくさん

友達に「日本の朝ごはんはなぜ必ず魚があるのか」と聞かれて
当たり前だったので考えたこともなかったと答えましたが
確かにそうですね。
友達には「魚、納豆、味付け海苔は旅館の朝食には必ずある」と
教えました。

ロープウェイに乗って標高955mの展望台へ。

いやー絶景!

いやー絶景!

青森だと大抵見下ろした先に海がありますが
海なし群馬県なのでずっと山。

観光客が行列を作って写真を撮っていました

観光客が行列を作って写真を撮っていました

天気は良かったし友達にも喜んでもらえたし、
とてもいい旅でした。
恩返しができたかな。

カテゴリー: あなログ | コメントは受け付けていません。

感謝の気持ちをこめて

image0

もうすぐ、美しい桜が咲きはじめる時期ですね。
みなさまお元気でお過ごしでしょうか。

このたび、番組改編期の3月末をもって、
情報番組わっち!!のMCを卒業いたしました。
心からの感謝の気持ちを伝えたくて、
これまでのことを思い返しながら筆をとっています。

image1

東北とのご縁は、2011年の東日本大震災がきっかけでした。
防災への想いから、毎月地域の方々と音楽を通して交流する活動をつづける中で、
「声をきっかけに社会貢献できるような人になりたい」と思うようになりました。

image2

青森テレビアナウンサーとして機会をいただき、
青森に住みはじめた頃のことを、いまも鮮明に覚えています。
引越し初日の夜、緊張しながら銭湯へ行くと、
地元のおばあちゃん達が話しかけてくれました。
方言にびっくりしながら一生懸命聞くわたしに、
ニコニコしながら親しみをもって話してくださる地元の方々の温かさが沁みて、
ああなんて素敵な土地なんだと胸が熱くなりました。

image3

ひとの温かさと、海と山の恵みと、水のおいしさに驚き心動かされる毎日で、
自然豊かな青森が大好きになりました。

image4

番組MCで沢山お世話になった先川さんはとても優しくて、
「もっとより良い番組をつくるためにはどうしたらいいかな」と
真剣にお話をしてアドバイスをくださり、
先川さんの隣で進行を務めさせていただいた日々はかけがえのない時間でした。

image5

image6

またアナウンスチームの皆さんも温かく、
素晴らしい方々ばかりで、尊敬の気持ちでいっぱいです。
一人ひとり丁寧に的確なご指導をくださる今泉アナ、
同期の市川アナと私に「娘ができたような気持ちです」と言ってくださる優しい河村アナ、
多彩でまっすぐで、高山飯でも笑顔を届けてくださる髙山アナをはじめ、
いつも全力投球で笑顔がかわいい新名アナ、
太陽のように明るく周りを照らしてくれる小野寺アナ、
大切な同期でなんでも話せる市川アナ。

そして入社したときから優しくサポートしてくださる池田アナ、
お姉さんのような五月女アナと妹のようになかよしの近藤アナ、ムードメーカーの狩俣アナ。
一緒にお仕事をさせていただく中で、たくさんの学びや気づきがありました。

image7

image8

また上司や同僚のみなさんも温かく、
「沖縄出身ではじめての雪国生活だろうから」と
ストーブの使いかたを教えてくださったり、一緒にかまくらを作ったり。
「町田さん、もう何年も前からATVに居るような気がするね」と言っていただけるのもうれしくて、
チームの一員として地域のために働けることがやりがいに繋がっていました。

image9

image10

image11

そして、青森の大切な友人には、感謝してもしきれません。
家族のように接してくれて、晴れの日も雨の日もどんなときもそばに居てくれて、
「きょうも笑顔で、行っておいで!」と背中を押してくれた大切な友人に、
心の底から感謝の気持ちでいっぱいです。

image12

日々濃密な時間を過ごし、番組MCやロケ、中継、取材やナレーション、
ニュースキャスターまで幅広く機会をいただきました。
地元のみなさんから「まあちちゃん!いつも観てるよ、がんばってね!」と
街で声をかけていただけることが本当にありがたくて嬉しくて、
背筋がのびる思いでした。

image13

image15

image14

MC就任の日に番組が枠大し、内容も時間もパワーアップするにあたり、
初日はとても緊張したのを覚えています。
いまではそらで言えるほど身体に馴染んだMC台本も、
はじめは一字一句考えて書きだして覚えて、
緊張したときも自然と言葉が出てくるまで練習していました。

image16

起床から夜寝る直前まで、お風呂や布団の中で台本を覚えたり、
ロケ先からスタジオまでの移動中車内で進行をチェックしたり。
「ひとりでも多くのひとに喜んでもらえるように、いま私にできることは全てやり切る」という気持ちで、日々責任感をもってお仕事にのぞんでいました。

image20

image19

番組をとおして視聴者のみなさんとつながれることが何よりも嬉しくて、
ATVチームの一員として、青森の魅力をお伝えするために全力で駆け抜けた日々は
かけがえのないものだったと、心から感謝のきもちでいっぱいです。
本当に、本当にありがとうございました。

今後もより一層社会に貢献できるひとになれるように、精一杯がんばります。
またお会いできる日を心待ちにしています。

これからも、青森テレビ「わっち!!」をどうぞ宜しくお願いいたします。

image22

カテゴリー: あなログ | コメントは受け付けていません。

100年以上変わらない味

先日、わっちニュースの「キラリ逸品」というコーナーで
八戸市の萬榮堂の『鶴子まんじゅう』を取材しました。
0307_183457わっち!!ニュース【卒園控え園児がお茶会初体験▽老舗の伝統つなぐ八戸銘菓ほか】【天】【N】 0307_183520わっち!!ニュース【卒園控え園児がお茶会初体験▽老舗の伝統つなぐ八戸銘菓ほか】【天】【N】

萬榮堂は創業102年の歴史あるお店で、
鶴子まんじゅうの味は102年間、一度も変わっておらず
創業当時の製法にこだわり続けているのだそうです。

0307_183711わっち!!ニュース【卒園控え園児がお茶会初体験▽老舗の伝統つなぐ八戸銘菓ほか】【天】【N】

取材した日に久しぶりに鶴子まんじゅうをいただき
小さい頃食べていたのと変わらない味だなあ、と実感しました。

0307_183701わっち!!ニュース【卒園控え園児がお茶会初体験▽老舗の伝統つなぐ八戸銘菓ほか】【天】【N】

このまんじゅうの白い粉・落雁粉をぼろぼろと落として食べるのも
鶴子まんじゅうならではですよね。

県内のみならず県外の人にも愛される銘菓ですが
コロナ禍など様々な問題に直面してきたのだそうです。
そんな中、松田社長の娘さん・美紅さんが萬榮堂を継ぐことを決めました。

0307_183856わっち!!ニュース【卒園控え園児がお茶会初体験▽老舗の伝統つなぐ八戸銘菓ほか】【天】【N】

今は、和菓子と洋菓子の良さを取り入れたお菓子を作ろうと洋菓子店で修業中だそうです。

0307_183950わっち!!ニュース【卒園控え園児がお茶会初体験▽老舗の伝統つなぐ八戸銘菓ほか】【天】【N】

松田社長のこのコメントと表情が素敵ですよね。
取材中も、親子の仲の良さがとても伝わってきました。
娘さんと一緒に考えたお菓子もいつか食べてみたいです^^

皆さんもぜひ、八戸市の萬榮堂を訪れてみてください!

カテゴリー: あなログ | コメントは受け付けていません。