作成者別アーカイブ: 今泉 清保

2人の初鳴き

5月27日と28日、
私は画面には出ませんが出社していました。
新人アナウンサー2人をデビューさせるためです。

4月に女性アナウンサー2人が入社し、
これまで研修を行ってきました。
といっても、私の仕事もそれなりにあり
じっくり時間を取ることができず、
課題を与えて自主練習してもらうことがほとんどで
申し訳なかったです。

声の出し方、口の開け方から始まり
滑舌練習、二ユース読みやCM読みの練習のほか、
土日はニュースの字幕をアナウンサーが作っているので
そのやり方の練習など、
この2か月いろいろなことを教えてきました。

27日の昼ニュースで俵谷理瑶アナ、

緊張で目がまんまる

緊張で目がまんまる

28日の昼ニュースで白川舞アナがデビューしました。

こちらも顔がこわばっています

こちらも顔がこわばっています

どちらも緊張が声や顔に出てはいましたが、
間違えず時間内におさめて読めたので
よしとしましょう。

アナウンサーが初めて声や顔を出すことを
「初鳴き」といいます。
もともとは鳥や昆虫などが
その年初めて鳴くことをいいますが、
アナウンサーにとっては
最初の1回だけが「初鳴き」となります。

私の初鳴きは顔出しはなくナレーションで、
福岡県北九州市の広報番組でした。
北九州モノレールが納涼ビール列車を運行したという内容。
「ビールを飲んで暑さを忘れようと
恒例のビール列車が運行されました」という
最初の2行は今でも覚えています。
(というか思い出せたのにビックリ)

30日(火)には
2人そろって「わっち!」に出演します。
応援どうぞよろしくお願いします。

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日本で再会

去年の年末に韓国に行った話を以前書きました。

その時あれこれと世話をしてくれた韓国人の友達が、
仕事で東京に来ると連絡がありました。
青森に来てもらうほどの時間の余裕がなかったので、
私が東京に行き、一緒に近場の温泉に行くことにしました。

バスタ新宿。初めて行きました。

バスタ新宿。初めて行きました

友達は上野のホテルに泊まっていたので
上野駅で待ち合わせ、
一緒に新宿に移動して高速バスに乗りました。

伊香保温泉。温泉街の真ん中に長い階段があって風情があります。

前の日は雨でしたがこの日は快晴

2時間半ほどで、群馬県の伊香保温泉に到着。
約440年前、日本で初めて温泉都市計画に基づいて整備された温泉街。
石段街が有名ですね。
石段の中腹にある
ホテルではなくまさに日本の旅館、という感じの宿を予約しました。

宿に荷物を置いて、石段のいちばん上にある
伊香保神社にお参り。

神社の裏手に源泉があります

神社の裏手に源泉があります

二礼二拍手一礼、を教えると
前の人を見ながら何度か練習していました。

石段を下りていくと足湯が。
足湯があるのは知っていたので
宿からタオルを持ってきていました。

私の足白いな~

私の足白いな~

伊香保温泉は今でも射的や輪投げができるのもいいですね。
友達は韓国で軍隊に行って射撃を習ったそうで
(先日BTSのJINさんの入隊が話題になっていましたね)
アヒルを4羽も落としていました。

4羽のアヒル

会社のテーブルに置いておいたら、小野寺アナが2つ持っていきました。お風呂に浮かべてるんでしょうか

宿に戻って温泉に入りましたが
温度もちょうどよく、とても体が温まるいい温泉でした。
さすが歴史ある名湯。
もちろん源泉かけ流しです。

そして夕食。

メインは上州牛のしゃぶしゃぶでしたが、すぐ食べてしまい取り忘れました

メインは上州牛のしゃぶしゃぶでしたが、すぐ食べてしまい撮り忘れました

友達は日本ではホテルしか泊まったことがないそうで、
こういう旅館の食事は初めてで大喜びしていました。

翌朝。

部屋の窓から見える景色

部屋の窓から見える景色

雲一つ無い青空とはまさにこんな空、というような晴天。
気持ちよく目覚めました。

朝食もおかずがたくさん

朝食もおかずがたくさん

友達に「日本の朝ごはんはなぜ必ず魚があるのか」と聞かれて
当たり前だったので考えたこともなかったと答えましたが
確かにそうですね。
友達には「魚、納豆、味付け海苔は旅館の朝食には必ずある」と
教えました。

ロープウェイに乗って標高955mの展望台へ。

いやー絶景!

いやー絶景!

青森だと大抵見下ろした先に海がありますが
海なし群馬県なのでずっと山。

観光客が行列を作って写真を撮っていました

観光客が行列を作って写真を撮っていました

天気は良かったし友達にも喜んでもらえたし、
とてもいい旅でした。
恩返しができたかな。

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温泉リベンジ

1月の終わり、日・月と休みだったので
旅行支援を利用して温泉に行くことにしました。
(土日だとなかなか予約ができないので)

青森と秋田の県境に近いその宿は
山の中にたたずむ一軒宿。
予約したのは
「ひとり旅満喫プラン 温泉と料理をゆったり愉しむ大人の醍醐味」
大人の醍醐味…なんという魅力的な響きなのでしょう。

碇ヶ関駅から送迎してくれるというので
特急つがるに乗るため青森駅に行くと、
大雪のため朝から列車の運行を取りやめていました。
駅員に聞くと、特急は運行予定というので
改札を抜けてホームに行きましたが、
特急は車両故障のためホームに入らず運休に。
その後の普通列車に乗りましたが、
出発しようとすると車体がガッタンと動くもののまったく進まず。
1時間ほど除雪作業をしていましたが結局運休に。

線路が全く見えない状態。運休になるのも仕方なし

線路が全く見えない状態。運休になるのも仕方なし

宿に電話をしたら「キャンセル料はいただきません」とのことで
それはありがたかったのですが
すっかり温泉モードになっていたので残念に思いつつ家に帰りました。

1か月後。
やはり日・月の休みに改めて予約しました。
週間天気を見て、この日なら大丈夫だろうと思ったからです。

ホームには特急つがる

ホームには特急つがる

無事特急つがるに乗って鰺ヶ沢駅で下車。
このとき私を含めて7人が下車したのですが
全員同じ宿に行く人でした。

宿に着いてチェックインの手続きをすると
「お部屋グレードアップしておきました」とのこと。
どういうことかと部屋に向かうと…

ツインのベッドルーム

ツインのベッドルーム

大きなソファーと広いリビング

大きなソファーと広いリビング

まさかのスイートルーム。
広すぎて逆に落ち着かないような…
予約時のメッセージに
「先日は大雪で宿泊できずすみません」と書いたから
気を遣ってくれたのでしょうか。

ちなみに旅行支援で(現在は旅行サイトによっては終了しています)
宿泊費が3千円割引、
さらに2千円の電子クーポンももらえます。
売店で日本酒といぶりがっこチーズを買いました。

温泉は撮影禁止でしたが、
大浴場の他に貸切の露天風呂が5つもあって
私は小さな滝が見られる露天風呂を選んで
のんびりお湯につかりました。
硫黄の香りが漂ういいお湯でした。

そしてお楽しみの夕食。
画像はほんの一部ですが
とても美味しかったです。
地酒とともにいただきました。

秋田牛のすき焼き

秋田牛のすき焼き

キンキンの塩麴漬け焼

キンキンの塩麴漬け焼

締めの食事はきりたんぽ鍋といぶりがっこ

締めの食事はきりたんぽ鍋といぶりがっこ

小食なのできりたんぽは半分しか食べられませんでしたが
それでもお腹がいっぱいになりました。

休日の朝はゆっくり起きますが
温泉宿では早く起きて朝風呂に入ります。
そして朝食もしっかり食べます。

朝食はちょっとしたご飯のお供がいろいろ

朝食はちょっとしたご飯のお供がいろいろ

懐かしい赤ポストがありました

懐かしい赤ポストがありました

宿を出て、お昼前には青森に戻ってきたのですが
静かな宿でのんびり過ごせて、とてもいい時間でした。
また行きたいなー。

 

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あけましておめでとうございます

新年最初のブログです。

私の仕事始めは鶴田八幡宮からの中継でした。

とにかく寒かった…

とにかく寒かった…

さて遡って去年の年末、
久しぶりに海外旅行に行きました。行先は韓国の釜山(プサン)。
その話の前に、
なぜ釜山に行くことになったのか、から書きますね。

去年の11月、飲食店のカウンターで
隣の席に韓国人の男性が座っていたので
思い切って話しかけてみました。韓国語で。

ここ3年ぐらい、特に目標もなく
韓国語学習アプリで毎日少しずつ勉強していたのですが
話す機会もないので
自分がどのぐらい話せるのかよくわかっていませんでした。
でも、話しかけてみると思いのほか会話が続き、
気がつけば1時間以上話し続けていました。
年齢は一つ下で同世代なのもわかりました。
「韓国人と韓国語で話すのは初めて」と言うととても驚かれ、
「韓国語が本当に上手です」と褒められました。

どこに住んでいるかと聞いたら
浦項(ポハン)というところだと教えてくれて、
釜山から近いから
釜山に来ることがあったら連絡して、というので
LINEを交換しました。
LINEには翻訳機能があることを教えてくれたので
わからないところは翻訳しながら、楽しく会話をしました。

年末、休みが取れそうだったので
ふと釜山に行ってみようかと思い連絡すると、
車で案内してあげるからぜひ来てとのこと。
というわけで、3年ぶりに海外旅行に行きました。

釜山に着いてホテルに1泊したあと
慶州(キョンジュ)というところまで電車で移動するよう言われ、
駅に着くと彼が本当に待っていました。
私のために会社を休んでくれたそうで
申し訳なく思いながら車に乗り込むと
慶州の世界遺産地区をあちこち案内してくれました。

新羅王朝の王や大貴族の大規模な古墳群 慶州歴史地域・古墳公園(大陵苑)

新羅王朝の王や大貴族の大規模な古墳群
慶州歴史地域・古墳公園(大陵苑)

韓国最大の仏教建築 仏国寺

韓国最大の仏教建築
仏国寺

お昼に食べたニラチヂミ

お昼に食べたニラチヂミ

牛カルビの蒸し煮 カルビチム

牛カルビの蒸し煮
カルビチム

この他にも
洞窟の中に大きな石仏がある石窟庵(撮影禁止でした)など
いろいろ連れていってくれたのですが、
驚いたことに
私に「スマホだけ持ってカバンは車に置いていって」と言い
入場料から食事代まで全部支払ってくれたのです。
ありがたいやら申し訳ないやら。
「一人で飲んでいる時に韓国語で話しかけてくれてとても嬉しかったから」
とのこと。
ごちそうしたわけでもないのに…

最後に「우리 일본에서 꼭 다시 만날 거야.(私たち日本で必ずまた会おうね)」
と言って別れました。
友達のことを韓国語で「친구(チング)」と言いますが
この歳になって韓国人の友達ができるとは。
人生わからないものです。

ずっと目的も目標もなく韓国語を勉強してきましたが、
もっと会話ができるように勉強をしようと思います。
これが今年の抱負かな。

「出たとこ中継」は12日からです。
今年もよろしくお願いします。

 

 

 

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