今週の『青森写真館』はかつて弘前公園の本丸にあった津軽為信の銅像の写真を紹介しました。
昭和初期まで本丸の広場に建っていた為信の銅像。
太平洋戦争末期の昭和19年、軍需資源を確保するために行われた金属回収の対象となり撤去されました。
そのとき『為信公の出陣』という形にして、市の職員や関係者の人たちが鎧をきて武者行列をしたそうです。
残念だけれど“華やかに見送ろう”
為信像は弘前市民にとって大きな存在だったのではないかと思います。
今では、弘前といえば、お城と岩木山、桜を思い浮かべますが、
当時は為信像も含めた4つが弘前のシンボルだったのでしょうね。
当時を知る人によると、銅像は3メートルほどあったそうです、大きく立派だったことが伺えます。
為信像、どんな気持ちでこの場所に建っていたのでしょうか。
次回10月28日は、昭和初期に撮影された三沢市の写真です。
ATVニュースワイド(18時15分~)で放送します。
ご覧下さい。