「郷土料理」を学んできました!

先日のあおもり学び隊は、
津軽地方に伝わる「郷土料理」を学んできました(^^♪

津軽あかつきの会 集合写真

素敵な笑顔♪

津軽の郷土料理と食文化を研究しているグループ「津軽あかつきの会」
の皆さんに素敵な笑顔で温かく迎えていただきましたよ。

お膳

「津軽伝承料理」を目の前に、感動が止まらない私。自然の色が鮮やかに並んでいて見た目がとっても美しいんです。並べられている小鉢を見ているだけで幸せな気持ちになりますよね。こちらは、特別な料理ではなく家にいるお母さん、おばあちゃんが長い冬を健やかに過ごせるように発酵、塩蔵、乾燥といった保存食を一生懸命手作りして調理したお料理。若い人や次の世代に伝えていこうと「津軽伝承料理」を出しているんだそうです。
私もお母さんたちの愛情たっぷりのお料理をいただいちゃいました!どれもこれも美味しかったのですが、特に「いがめんち」はいかの旨味がたっぷりでにんじんとレンコンの食感がたまらなくて絶品でした✨
津軽の郷土料理、ねりこみと鮫なますを教えていただきましたよ!

あかつきの会 森山さん写真
ねりこみは、冠婚葬祭に出されるおもてなし料理。
昔は、料理に油や砂糖を使うことはめったになかったため、特別な日に甘く味付けしたそうです。

【材料】4人分(目安)
さつまいも にんじん
油揚げ こんにゃく 毛豆
ザラメ(大さじ3) 醤油 片栗粉

お鍋にお水と切り終えた具材を投入。竹串がすっと入るくらいまで煮ます。
ザラメを大さじ3杯、香りづけに少しお醤油を入れ、
仕上げに片栗粉を入れてとじます。

ねりこみ

ザラメが入っているので、まろやかでコクのある上品な甘さ。野菜の旨味が引き立っていてとっても美味しかったです。色も鮮やかなので、お正月に出しても良さそうですよね。

 

そして、鮫なます
津軽地方では縄文時代からサメを食べていたことが分かっているみたいです。びっくり!

【材料】4人分(目安)
サメ(身とハラス)大根 ねぎ(飾り用)
酒 味噌 五倍酢 塩

お鍋に水と酒を入れ、サメを茹でます。
茹でている間に大根おろしを作り、

お酒の量は適当でいいみたいです!(笑)

お酒の量は適当でいいみたいです!(笑)

茹で上がったサメは皮をとって身をほぐします。味噌と酢と大根おろしを加え
和えていきます。酢の量は味を見ながらお好みで調整してみてください♪

酢で揉めるお母さんたち

お母さんたちは仲良く酢の量で揉めていましたよ~

鮫なます

さっぱりしているので、酒の肴にもピッタリな一品です!

どちらのお料理も、材料や味付けが非常にシンプルなため
料理初心者の方でも手軽に作ることが出来ると思いました。
津軽あかつきの会・副会長の森山さん曰く、料理を作るうえで
愛情は最高の調味料だと仰っていましたよ~♡

一緒にいるだけで笑顔になれる「津軽あかつきの会」の皆さん、ありがとうございました!

 

 

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